松井秀喜氏、三塁からコンバートの陰に、あのスター選手の存在 ミスターが与えた大チャンス

 阪神OBの掛布雅之氏が1日、自身のYouTubeチャンネル「掛布雅之の憧球」を更新。巨人、米大リーグのヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏をゲストに迎えて、巨人時代の思い出を振り返った。

 長嶋茂雄氏が監督に就任した1992年秋のドラフトで4球団が競合。抽選で長嶋氏が、見事にくじを引き当てた。松井氏は、掛布氏から長嶋氏が監督就任と同時に「松井を絶対に獲る」と話していたと聞き、ドラフト指名直後にも「すぐに学校に電話があった。はい、としか言えなかった」と苦笑いで振り返った。

 巨人入団後は、長嶋監督の指示で三塁手から外野手へとコンバートされた松井氏。その陰には、当時絶対的4番だった原辰徳氏の存在があった。松井氏は「原さんがいたから、(長嶋監督は)外野の方がチャンスがあると思ってくださった」と言う。

 子どもの頃から阪神時代の掛布氏に憧れ、同じ三塁を守ってきた。しかし、「私も試合に出たかった」と言い「掛布さんのように(三塁守備が)うまいわけじゃないとわかっていた」と指揮官の意向を受け入れた。高卒1年目から出場機会を与えて育てようとした、ミスターの思いに応えた形だった。

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