達川光男氏に解説者“引退”を決意させた炎上騒動とは? 「すべてのテレビ局から戦力外通告」で「反省の日々」
元DeNAヘッドコーチの高木豊氏が2日、自身のユーチューブチャンネルを更新。元広島で阪神などでコーチを務めた達川光男氏をゲストに、球界を騒がせた、達川氏の“炎上騒動”を振り返った。
「元解説者」として紹介された達川氏は、現状を「敗者復活戦です」と明かし、終始殊勝な表情。今季は、広島についての予想が外れたことに加え、古巣の虎党を敵に回す舌禍もあった。
9月30日の広島戦で、阪神の高卒ルーキー門別が5回無失点と好投。その際の中継の解説で「来年もうまくいくとは限らない」という趣旨を発言した。それが「広島だけ(の中継)だと思っていたら違った」と全国に配信されていたため、阪神ファンから猛批判を受けた。
「(自分は)阪神でもコーチをしていたので、楽にしてあげたつもりだった」と達川氏。岡田監督も「評論家は好きに言うてええんや」と特に問題視しなかったというが、SNSでの炎上に「そら落ち込んだ。門別に申し訳ないと思った」とがっくり。「もう解説をやる資格はないと反省の日々。実際あれからオファーは一切ない」と明かした。
「すべてのテレビ局から戦力外通告。年金も入っているし」と珍しく後ろ向きの達川氏に、高木氏は「自分の意見をはっきり言える人は少ないから」とハッパ。“達川節”の復活を促され「今年のモットーは『丁寧に!』。もしオファーがあれば」と少し元気を取り戻していた。