達川光男氏、西川龍馬の穴を埋めるのは高卒3年目の金の卵 「鈴木誠也のようになる可能性」
元DeNAヘッドコーチの高木豊氏が3日、自身のユーチューブチャンネルを更新。元広島で阪神などでもコーチを務めた達川光男氏をゲストに、広島の今季を占った。
今オフは、広島から国内FA権を行使していた西川龍馬外野手がオリックスへ移籍した。高木氏は「僕が最初に西川を『天才』だと言ったんじゃないかな」と言うほどその打撃センスを買っていたが、達川氏も「当てるのがうまいし勝負強い。イチローをほうふつとさせる」と高評価。だからこそ、打率・305、56打点の西川を欠く今後は「得点力がどうかな?」と懸念材料とした。
一方で「若手にはチャンスがある」と、西川の穴を埋める存在にも期待。高木氏が、愛工大名電から高卒3年の田村俊介外野手を候補に挙げると、達川氏も「高校の監督によると、長打力は山崎武司、ミートはイチロー、肩が強いので投げるのは工藤公康と、名電のそうそうたるメンバーのいいところを持っているらしい」と同調した。
また、「前田(智徳)は(高卒)2年目から活躍した」と田村の覚醒に期待。「いい体をしているし、鈴木誠也のようになる可能性はある」と大器の予感を口にしていた。