楽天が星野仙一元監督を追悼 2018年の逝去から6年「Remember.」の文字とともに笑顔の写真をSNSに投稿
楽天の公式インスタグラムが4日、新規投稿され、2018年の同日に逝去した星野仙一元監督を追悼した。
「Remember.」の文字とともに、ノックバットをかつぎながら笑みを浮かべる星野氏の写真をアップ。2013年に監督として球団初の日本一へ導き、退任後は球団副会長として選手発掘に尽力した。昨季限りで現役を引退した銀次が、星野氏からプレゼントされたネクタイをつけて引退会見に臨むなど、選手、そしてチームに大きな影響を残した指揮官だった。
闘志むき出しのスタイルで、代名詞は「燃える男」「闘将」。現役時代は、中日のエースとして通算146勝を挙げた。「打倒巨人」に執念を燃やし、74年には巨人のV10を阻み沢村賞を獲得。巨人戦での白星は歴代6位タイの通算35勝をマークした。
監督となっても強いリーダーシップを発揮し、通算1181勝を刻んだ。中日で2度のリーグ優勝。01年オフ、低迷していた阪神の監督に就任すると、チームを大改革。03年には18年ぶりのリーグ優勝へと導いた。11年からは楽天の指揮を執り、13年には球団創設9年目で初の日本一。自身にとっても悲願の日本シリーズ制覇を果たした。3球団を優勝に導いたのは当時、プロ野球史上3人目の偉業だった。