侍ジャパンで評価急上昇の日本ハム・根本、2024年は「1年間しっかりローテーションで回る」故郷白老町で自主トレ公開
日本ハムの根本悠楓投手(20)が4日、故郷の北海道白老町の虎杖浜神社で自主トレを公開。坂道ダッシュ、海岸ランニングや石段でのジャンプなどで汗を流した。
昨季はオフの調整に失敗し、登板5試合、3勝1敗の成績。体重を落とし過ぎたこと、ウエートトレーニングの強度の面などで反省点があった。今オフは「ウエートをやり過ぎると自分の投げる感覚が悪くなる。やらないという訳ではないですけど、自分のいい負荷でやっていこうかな」と体にあった強化を進める思い。その上で、「もっとストレートの強さを、もう少し求めて。あとは変化球。もっともっと精度を上げられれば、もう少し勝てるんじゃないかなと思います」と目標を掲げた。
昨秋は若手で編成された侍ジャパンに選出され、優勝に貢献。一気に評価を上げた。「フォークをあそこまで使えたのは良かった」と振り返る。今季の目標を問われて「数字は特にないんですけど、1年間しっかりローテーションで回れれば、自然といい数字がついてくるかなと思っています」と故郷の海に誓う。昨季果たせなかったローテーション定着。一回り成長して達成する思いだ。