昨秋兵庫大会王者の報徳学園が始動 往復約15キロの“聖地ラン”で必勝祈願 ドラフト候補右腕・今朝丸「チームでは日本一、個人ではドラフト1位を」

 昨年の秋季兵庫大会1位、近畿大会8強入りを果たした報徳学園が4日、兵庫県西宮市内の同校グラウンドで始動した。

 必勝祈願として学校から片道約7キロ離れている甲子園までランニングで訪れ、隣接する素盞嗚(すさのお)神社を参拝。今秋ドラフト候補で最速150キロ右腕・今朝丸裕喜投手(2年)は「チームでは日本一をとって個人ではドラフト1位を目指していきたい」と新年の誓いを立てた。

 現在は肉体改造に注力しており、今冬で体重77キロとなり、約4キロの増量に成功。昨年センバツでは準優勝と全国の頂点まであと一歩及ばず。今年のセンバツ出場の可能性も残る中、「この冬でまたレベルアップしたい」と力を込めた。

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