オリックス 19歳の日高流出に「誰を取られても痛いがルールなので」「本当に将来性豊か」小浜本部長がエール
国内FA権を行使してオリックスへ移籍した西川龍馬外野手(29)の人的補償として、広島は5日に日高暖己投手(19)を獲得した。これを受け、オリックス・小浜裕一新球団本部長(55)が同日に取材に対応した。
台湾ウインターリーグにも参加した高卒2年目右腕の移籍に、小浜本部長は「選手全員が戦力。誰が取られても痛いんですけど、これはルールなので…。本当に将来性豊かですので、チームの中心的な投手になれると思います。本当に頑張ってもらいたいと思います」とエールを送った。
日高は富島高から22年ドラフト5位でオリックス入り。183センチから繰り出す直球が魅力で、今季はファームで12試合に登板して防御率3・15だった。
球団を通じて日高はコメントを発表。「今回の話を聞いて、今はただびっくりしているというのが、率直な気持ちです。オリックス球団には、まだ何も貢献できていなかったのですが、いろいろな方々に優しくしていただいて感謝しかありません。チームは変わることになりましたが、やることは変わらないと思いますので、ファンの方々に応援していただけるように、これからも頑張っていきたいと思います」と新天地での活躍を誓った。