巨人 山口オーナーが長嶋氏の現状を説明 入院中も「問題があって長引いているということじゃない」チームには「優勝争いからも遠ざかってる」

 巨人の山口寿一オーナーが5日、都内のホテルで一昨年9月に自宅で転倒し、脳内の出血のため療養中の長嶋茂雄終身名誉監督について「問題があって入院が長引いているということじゃない」と現状を説明した。

 長嶋氏は昨季の開幕戦には東京ドームに来場。その後は再び入院していたが、同年11月23日、東京ドームで行われたファンフェスタに、車イス姿でサプライズ登場。お馴染みの「勝つ!勝つ!勝~つ!」のフレーズでナインを鼓舞するなど、久々に元気な姿を見せていた。

 当時を振り返り「体調はいいですね。お医者さんにOKをもらって張り切っていましたよ」と説明した同オーナー。退院時期については「万全を期してになると思う。万全を期すためには、なおもう少しということになる」と語った。

 チームに向けては「90周年、年明けから抜かりなくやっていきたい。新監督は自分のカラーを出して阿部監督らしくやってもらうのが一番。本人も考えてやってきて、極めて真剣にやってくれている。ありがたいと思っています」と語り、「とにかく優勝から遠ざかってるというよりも、優勝争いから遠ざかっている。体制を整えて、いいキャンプを過ごしていい形で開幕を迎えることが重要」と力を込めた。

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