名球会レジェンドが選ぶ現役投手No.1の変化球は?山本由伸が1、2位独占 カーブが「直角に曲がる」現役の中日・大島が証言
名球会の公式YouTubeチャンネルが5日、更新され、「名球会レジェンドが選ぶ、現役ベストプレイヤー!2024 IN ハワイ」で変化球部門をピックアップ。米大リーグ・ドジャースへの移籍が決まった山本由伸投手のカーブが1位に輝いた。
現役時代に対戦経験がある内川聖一氏は「勝負球にもなるし、カウント球にもなる。それがすごいところ」と評し、メジャーでも通用するかの問いには「コントロールで崩れるタイプではないし、ストライクゾーンで勝負できるピッチャーですから。そういうのが契約の金額だったり内容に表れていると思うので」と太鼓判を押した。
また現役の中日・大島は「カーブってほわーんとくるイメージですけど、直角に曲がる」と独特の軌道を解説。その上で「メジャーに行って活躍して、日本のバッターのレベルもそんなに遜色ないよということを証明してほしい」とエールを送った。
そして2位に挙がったのも同投手のスライダー。金本知憲氏は「すごいリリースポイントがいいので。左バッターが狙っていても打ちにくいスライダーなのかなと思います」と分析した。3位はロッテ・佐々木朗希投手のフォーク。一緒にプレーした鳥谷敬氏は「体の大きさとストレートの速さがあるので、バッターはそれに合わせないといけないので、変化球はより曲がる、落ちるように見える」と印象を語った。
他にも動画内では巨人・戸郷のスライダー、中日・小笠原のカーブなど、プロ野球で輝かしい実績を残したOBたちが独自の視点で随一の変化球を取り上げていた。