オリックス・安達 右打ちイメージ払拭宣言「長打があった方が怖いじゃないですか」 打席でメリハリつける
オリックス・安達了一内野手(35)が5日、舞洲の球団施設で練習し、今年は「強打の安達」で勝負する。
安達のイメージと言えば、右へ打つ印象が強い。だからこそ、守備陣形も右に寄るようなシフトが敷かれることも多かった。「逆方向しか狙ってこないって配球してくるじゃないですか」。そこで、今年意識するのは「センター中心」。力強い打球で勝利に貢献したい意欲だ。
「引っ張れる球はしっかり引っ張って。やっぱりちょっと変えていかないと。スイングに強さは欲しいですけどね」
ただ、特長も忘れない。嫌らしく粘る打撃ができるのも安達の持ち味。「時には球数を投げさせて、(打ちに)行くとこは行くってのはあります」。嫌らしさに思い切りのいい鋭い打球を飛ばせれば、大きな戦力。今年から選手兼任コーチとなる立場だが、21年以来の100試合出場も目標にしながら、1年間戦っていく。