楽天 能登半島地震で被災したドラ8・青野が入寮 避難所で「怖くて夜も寝付けなかった」も、かけられた温かい声に感動

 避難所でキャッチボールをしたボールを持ち込んだドラフト8位・青野(代表撮影)
 入寮した新人選手(下段左から)日当、古謝、坂井(上段左から)青野、中島、ワォ-ターズ、松田、大内
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 楽天の新人8選手が6日、仙台市内の泉犬鷲寮に入寮した。1日の能登半島地震で被災したドラフト8位・青野拓海内野手=氷見=も入寮。「ホッとしています。富山も心配なんですけど、自分は頑張るしかないので、ここで頑張りたい」と表情を引き締めた。

 青野は、1日に富山県氷見市内の祖父母宅で寝ていたところ、大きな揺れに襲われた。家族とともに在学中の氷見高校に避難。「初めてで怖くて夜も寝付けなかった」と不安の中で一夜を明かした。

 それでも避難所で地元の人から「入団おめでとう。頑張れ」と期待の声をかけられ「うれしかった」と勇気が出た。また、高校の先輩と室内練習場でキャッチボールを行うなど欠かさず練習。その際に使ったボールを入寮に際し、持ち込んだ。

 「まずは1軍に上がることから始めたい。打席に立っている姿を見てほしい」と力を込めた青野。自らの活躍で、被災地に明るいニュースを届ける。

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