ヤクルト・高津監督が語った阪神・村上の凄さとは「低めにストライクが取れるのはすごい武器」名球会チャンネルで明かす
プロ野球名球会の公式YouTubeチャンネルが7日、更新され、ヤクルト・高津臣吾監督が昨季、新人王とMVPを獲得した阪神・村上頌樹投手について要因を語った。
山本昌氏が司会を務め、佐々木主浩氏、東尾修氏、ヤクルト・高津監督、岩瀬仁紀氏、オリックス・平野佳とそうそうたるメンバーが集結したトーク。村上の話題となり、セ・リーグで対戦経験がある高津監督は「ベンチから見て、横からですけど明らかに球が低い。低めにストライクが取れるのはすごい武器だと思いますよ」と語った。
「もちろん球が速い、変化球が凄いというのもそうですけど、低めにコントロールできることが凄い魅力」と評した高津監督。低めへの制球力があることで「なかなか芯に当てて前に飛ばすことが難しい投手ですよね」と分析した。
ヤクルトは昨季、5試合で村上と相対し1勝3敗、防御率1・03と抑え込まれた。さらに本拠地の神宮球場では3戦全敗、防御率0・86という結果となった。
データを見ても比較的本塁打が出やすいとされる神宮球場で被本塁打はわずかに1本。東京ドームでは被弾ゼロという結果を踏まえても、長打率が低くなるローボールの制球力が抜群だったという高津監督の分析が当てはまっていると言える。
動画内では抑え投手の苦労など、輝かしい実績を残したレジェンドたちが現役時代を振り返っていた。