ヤクルト・ドラフト1位の西舘、マイ目覚まし時計持参で脱寝坊キャラ宣言 筑陽学園高時代には朝の朝礼に「バタバタ入っていました」

 ヤクルトのドラフト1位・西舘昂汰投手(22)=専大=が8日、埼玉県戸田市内にある選手寮にMy目覚まし時計1号を片手に入寮。社会人としての自覚を持ち、脱寝坊助キャラを誓った。

 大学から寮生活だったが、一人部屋は初めての経験。「人として成長したい」と意気込む西舘は大事そうに目覚まし時計を握っていた。地元・福岡の家電量販店で購入したという一品は、福岡・筑陽学園高時代の監督から「おまえは寝坊するからアラーム付きの時計を持って行け」と指令が出て購入したもの。「社会人は時間厳守が当たり前」と苦手な朝を克服していくつもりだ。

 また西舘は、高校時代にあった朝の朝礼に「バタバタ入っていました」と失敗エピソードも披露。「僕が学校から一番近かったはずなんですけど、僕が一番遅かった」と頭をかいた。

 もう、そんな失敗はしない。大学では同部屋だった後輩と助け合いながら寝坊歴はなし。「(目覚まし時計の)音が小さかった…」と笑うが、携帯電話のアラームと2台対応で対策をとる覚悟も見せた。また西舘は「これが必要ないってくらい朝強くなって、来年にはこれがなくなっていることを目指して頑張ります」と今年一年でのキャラ確立を誓った。

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