オリックス 157キロ右腕獲得へ エスピノーザ&左の長距離砲トーマスも大筋合意
オリックスが今季の新外国人として、アンダーソン・エスピノーザ投手(25)=前パドレス3A=と大筋合意していることが8日、分かった。
エスピノーザはベネズエラ出身の右腕で、最速で157キロの直球に加えて、同153キロも記録するツーシームなどを操るパワーピッチャーだ。22年にカブスでメジャーデビューし、7試合の登板で0勝2敗、防御率5・40。昨年はパドレス3Aで28試合に先発し、8勝9敗、防御率6・15という成績だった。
先発タイプだが、中継ぎ経験もある。現在参加中の、母国のウインターリーグでは先発調整し、ここまで8試合で4勝2敗、防御率3・92という成績となっている。
また、野手では昨年から獲得調査を進めていた、左の長距離砲のコディ・トーマス外野手(29)=前アスレチックス=とも大筋合意したことが判明。昨年、3Aでは打率・301、23本塁打で、メジャーでは1本塁打を記録した。新たな助っ人が加わることで選手層の厚みが増し、4連覇に向けた準備は着々と進んでいる。