日本ハム 新庄監督が大喜び メジャー108発レイエス獲得 「エスコンは軽く振っても入る、とコツつかんで」

 年明け早々に、新庄剛志監督(51)へビッグなプレゼントだ。日本ハムは8日、前ロイヤルズのフランミル・レイエス外野手(28)と契約合意したと発表。1年契約で年俸は推定1億円プラス出来高となる見込み。日米7球団以上の争奪戦を制して、メジャー通算108本塁打の大砲獲得。何度も映像を見たという新庄監督は「とにかくパワーが凄いね」と絶賛。左翼スタンド3階に設置されたサウナ直撃弾も期待した。

 主砲と呼べる存在の加入に、喜びを隠せなかった。新庄監督は「エスコンだと、サウナに入っている人たちが彼のホームランボールをキャッチするんじゃない?」と、そのパワーを形容した。

 エスコンフィールドの温泉・サウナ施設は左翼スタンド3階席の高さにある。水着着用のサウナ室の外にある水風呂とテラスシートからグラウンドが見渡せる。そこまで飛ばせば推定150メートル。開業初の“サウナ弾”の可能性を秘めた大砲だ。

 もちろん、期待するのは飛距離ではない。「気になるのは三振率が高いことだけど、エスコンは球場が広くないし、軽く振っても入るんだ、というコツをつかんでくれたら三振は減るし率も上がってくる」。レイエスは昨季、メジャーでは19試合で打率・186、2本塁打、7打点、24三振と低迷。それも“新庄再生工場”で“整える”思いだ。

 2年連続最下位から、優勝を目指すシーズン。レイエスは球団を通じて「できる限り多くの試合に勝利し、日本一の栄冠を北海道へ持ってくることができるよう尽力いたします」とコメント。優勝の使者として、その力を発揮する自覚がある。

 「最近の外国人選手の中では、一番スイングスピードが速いんじゃないかな」、「とにかくパワーが凄いね」、「力まず軽くミートするだけで、逆方向に放り込んだ映像を何回も見たからね」と新庄監督のコメントから高揚感があふれ出る。「今からラインナップを考えるのが楽しみになってきたばい」。ビッグなお年玉。有効に使う思いだ。

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