今秋ドラフト候補 東洋大新エース岩崎 1部復帰へメラメラ 手本は阪神・村上「自分も似たタイプ」
東都大学野球2部の東洋大が8日、埼玉・川越市内でグラウンド開きを行い、新エースとして期待される岩崎峻典投手(3年・履正社)が1部昇格への決意を示した。昨季は春に1部昇格も秋に2部再降格。絶対的エースだった日本ハム・ドラフト1位の細野が抜けた中、雪辱へ「細野さんみたいに自分の力で1部に上げないと」と自覚をにじませた。
手本とするのが、東洋大OBで昨年のセ・リーグMVPに輝いた阪神・村上だ。「自分も似たタイプなので、参考にさせていただいてます。コントロールと球のキレであれだけ抑えられる。ああなりたい」と背中を追う。
1学年上に阪神・井上が所属した履正社2年夏の甲子園では、好救援で日本一に貢献した、今秋ドラフト候補の最速153キロ右腕。「大きい舞台が好き」という勝負強さで、まずは1部復帰を狙う。
◇岩崎 峻典(いわさき・しゅんすけ)2003年3月11日生まれ。20歳。大阪市出身。178センチ、78キロ。右投げ右打ち。最速153キロ。大宮中時代から大淀ボーイズで野球を始め、履正社では1年秋からベンチ入り。2年夏には好救援で甲子園Vに貢献。東洋大では1年春に初登板。副主将を務める。