巨人・原辰徳前監督「侍ジャパン」の誕生秘話を告白「つくったのは私という自負はある」

 講義を行った巨人・原前監督
 講義を行った巨人・原前監督
 講義を行った巨人・原前監督
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 巨人・原辰徳前監督(65)が9日、客員教授を務める千葉県勝浦市の国際武道大で講義を行い、「侍ジャパン」の誕生秘話を明かした。

 「スポーツ戦略論」の講義で壇上に上がった原前監督は、幼少期からの野球人生を懐古していった。その中で指揮を執り世界一に輝いた、2009年の第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)について告白。これまでは、2006年の第一回が「王ジャパン」や、過去の五輪野球では「長嶋ジャパン」「星野ジャパン」など、監督の名前が冠になっていた。

 これに、原前監督は「まだ私も若かったですから、おこがましい。原ジャパンは申し訳ない」とし、当時の加藤良三プロ野球コミッショナー、王氏に相談。「なにかいい名前はないか。それなら作りましょう」と思案し当時、「さむらいJAPAN」として活動していたホッケー男子日本代表の許可を得た上で、「侍ジャパン」と命名したという。2012年の代表チーム常設から「侍ジャパン」が正式に使用されている。

 昨年3月の第5回WBCでは、大谷、ダルビッシュらを擁し、09年以来の世界一に輝いた。原前監督は「日本は武士道から始まっている。侍をつくったのは、私という自負は持っていますね」と、少しだけ誇らしげに胸を張った。

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