巨人・原辰徳前監督 坂本勇人に「常にフレッシュであれ」阿部新監督の積極補強にも理解

 講義を行った巨人・原前監督
 講義を行った巨人・原前監督
 客員教授として学生に講義をする前巨人・原監督
3枚

 巨人・原辰徳前監督(65)が9日、客員教授を務める千葉県勝浦市の国際武道大で講義を行い、坂本勇人内野手(35)についても語った。

 1時間超の講義では、若手時代のマンツーマン指導など、二人三脚で戦ってきた日々を懐古。「やはり思い出深い選手です」としみじみと語った。今季は完全に三塁手として挑むシーズン。恩師は「チームを引っ張る意識と、常にフレッシュであれ」と言葉を贈る。

 「1年目ではないにしても、若い気持ちでいるということは大事。ベテランになったとか、2000本以上(安打を)打ったとかね。そんなことを頭に描いて野球をやっていたら良くないですよ」

 プロ野球の実績は積み重ねだが、シーズンの成績は「一線が引ける」と説明。「いつでもフレッシュでね。長きに渡ってアスリートで活躍する人はそういう気持ちがある」とし、まな弟子に対して「そこはアイツのいいところだからね」と、全幅の信頼を寄せる。

 後任の阿部慎之助新監督についても、投手を中心にしたオフの積極補強に理解。「立場というもので人は成長する。監督というのはいかにコーチ、選手の束ねた力を出させられるか。これが監督の役割だと思う。そこはやってくれると思います」とエールを送った。

 自身の今後については、2月にキャンプ視察などに出向く予定はなく「久しぶりにゆっくりしようかなと思っています」と笑顔。それでも、変わらぬジャイアンツ愛で「大いに期待して、応援団であるとね」とし、「ジャイアンツだけではなくて例えば野球界だったり、プロアマを問わずね。スポーツ界だったり、そういう部分の応援団でいたいなと思いますね」と語った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス