今秋ドラフト候補の中大・桜井 2学年先輩の阪神・森下に刺激「あんな選手になりたい」
東都大学野球リーグの中大が9日、同大学グラウンドで始動し、主将で今秋ドラフト候補の桜井亨佑外野手(3年・習志野)がOBである阪神・森下のような活躍を誓った。
2学年上の先輩が新人最多7打点を挙げた日本シリーズをテレビ観戦したといい「すごい刺激になりました。あんな選手になりたい」と決意。今オフは会う機会がなかったものの、「また会ったらいろいろ聞きたい」とうなずいた。
史上最多7投手がドラフト1位でプロ入りした昨秋の同リーグで、打率・351を残して首位打者を獲得。阪神ドラフト1位・下村(青学大)からも安打を放ち、「しっかり真っすぐにコンタクトできた」と自信をつけた。「秋の結果を超えたい。日本一になれるように」。圧倒的な結果を示し、プロ入りへ向けてアピールする。
◆桜井亨佑(さくらい・こうすけ)2002年6月25日生まれ、21歳。千葉県成田市出身。180センチ、78キロ。外野手。右投げ左打ち。5歳で野球を始め、下総みどり学園小では下総ファイターズでプレー。同学園中では軟式野球部に所属し、千葉ファイターズ(県選抜チーム)に選出されて全国優勝。習志野では1年夏からベンチ入りし、2年春のセンバツでは準決勝で決勝ソロを放つなど準優勝に貢献。2年夏も甲子園出場。中大では1年春からベンチ入り。