巨人・丸は危機感 「当然、レギュラーでも何でもない」 復活期す今季は全試合出場が目標
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巨人・丸佳浩外野手が10日、川崎市のジャイアンツ球場で自主トレを公開し、午前中から黙々と体を動かした。
巨人が2年連続Bクラスと歴史的な低迷にあえいだ昨季、自身は打率・244、18本塁打、47打点の成績に終わった。「チームとしてもそうですけど、個人としても非常にふがいないシーズンだった」と振り返る。今季は「当然、レギュラーでも何でもないです」と危機感を口にするほど、自身の置かれた状況は理解している。
阿部新監督の構想では、今季の外野のレギュラーは白紙で、丸はレフトのレギュラーポジションを争うことが濃厚。丸は「出られるところでしっかりやりたいと思っている」といい、今季の全試合出場を目標に掲げた。
オフには右目の手術を受けたことを明かした。「(右目が)ごろごろしてたんで、放っておくと視力にも影響してくるから、それになる前に取りましょうということ」。肉体を鍛えることはもちろん、気になっていた目の手術も終え、復活を期す24年シーズンに挑む。