落合博満氏の伝説エピソード マウンドで「もう1点やっちゃえ、俺が取ってやる」西本聖氏が江川卓氏との対談で明かす

 落合博満氏
 今季初完封で5勝目を挙げ、1000打点を達成した落合博満(右)と握手をする中日・西本聖=1990年
2枚

 巨人のエースとして活躍した江川卓氏が10日、自身のYouTubeチャンネル「江川卓のたかされ」を更新。現役時代のライバルだった西本聖氏を迎えてトークを繰り広げる中、西本氏が中日で同僚となった落合博満氏の伝説的なエピソードを披露した。

 1988年オフに中尾らとの交換トレードで中日に移籍した西本氏。翌89年はキャリアハイの20勝(6敗)をマークし、最多勝のタイトルを獲得した。防御率も2・44と見事な復活を遂げた。

 その際、チームメートとなった落合氏を「独特でしたね」と評した西本氏。「何で俺に全球シュート投げたんだ?って聞かれると思ったら、一切言わないんですよ。おそらくプライドがあったと思うんですね」と述懐した。

 「その中でもね、マウンドに来てね『もう1点やっちゃえ、俺が取ってやるから』って。それで本当に打っちゃうんだよね。それはすごかった」と伝説のエピソードを明かした西本氏。江川氏も「それはすごいね」と思わずうなった。

 江川氏は打者・落合について「三振を取るのが難しかったというバッター」と印象を語り、西本氏は「敵としては嫌でしたけどね。味方としてはこれほど頼もしい人はいなかった」と評した。動画内では2人のライバル関係、江川氏引退後のモチベーションなどが赤裸々に語られていた。

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