日本ハム・堀「肩を気にせず投げられるというのが幸せ」左肩痛解消 キャンプ序盤実戦登板へ「一発目からいい印象残す」
日本ハムの堀瑞輝投手(25)が10日、兵庫県芦屋市内で宮西尚生投手(38)主催の自主トレに参加。走り込み中心のメニューをこなして「きついっす。きついしか出てこないです」と息も絶え絶えに話した。
21年に60試合登板、39ホールドを上げて最優秀中継ぎ投手となったが、ここ2年は左肩痛のため結果を残せなかった。そんな悩みの種も解消。「今までずっと肩を気にしながらやっていたのが、肩を気にせず投げられるというのが、幸せな感じがすごい」と笑顔も見せた。
“師匠”宮西も状態に太鼓判を押す。「去年は肩が痛かったってのもあるけど、(自主トレに)来た時に体が全然動いてなかったから、“こいつ終わってるわ”って。はっきりわかってたから去年の成績はもうそんなもんやろあって。今年はやっぱ気持ち入ってるのか、昨日の1発目から動きは全然違うかったから、今年はそれなりにちゃんとやってくれるんじゃないかなっていうふうには思う」と状態の良さに太鼓判を押した。
堀はすでにキャンプ序盤の実戦登板を命じられている。例年にない12月にブルペン入り。早めの調整で備える。「ケガしないことを一番において、そこに合わせてどんどん上げていって、一発目からいい印象を残せるように上げていきたい」と誓う。
「去年なんもしてないので、今年はそれを取り返せるじゃないけど、忘れさせるくらい1軍でしっかり投げたいと思ってます」。苦い思いは、マウンドで返してみせる。