プロ野球 新人入寮のお供はぬいぐるみ率高め 阪神ドラ3の山田は巨大なプーさん 広島・赤塚はかわいい柴犬2体
プロ野球は今年も12球団の新人選手が入寮を終えた。新人合同自主トレもスタートしている中、入寮の際の持参品でひときわ目を奪ったのは「ぬいぐるみ」や「置物」だ。
仙台育英の主将として甲子園を沸かせた阪神のドラフト3位・山田は、巨大なプーさんの抱き枕を「触り心地がいい感じだったので」と購入。入寮の際に自室へ持ち込んだ。新大阪駅では阪神電車への乗り継ぎ方が分からず“関西の洗礼”を受けたが、巨大なプーさんに癒やされたような表情を浮かべた。
広島ドラ5・赤塚(中京学院大)は柴犬のぬいぐるみ2体を持参。実家では柴犬2匹を飼っているといい、寮の自室で接する新たな相棒には「さっき『クリーム』と『パン』ってつけました」と笑いをとった。
ロッテのドラフト1位・上田(明大)が寮に持ち込んだのは、ポケットモンスターのキャラクター「カイリュー」のぬいぐるみだ。「明治の同期にカイリューに似てるって言ってくれる人がいて、そこからぬいぐるみをいただくことが多くなった」と話し、7~8体あるという“カイリューコレクション”から厳選した4体とともに新生活を始める。
他ではDeNA・ドラフト1位の度会がイチロー氏直筆の年賀状と自作のシーサーを持ち込み、大きな話題となった。阪神のドラフト1位・下村はドラゴンボール全巻を持ち込み、漫画好きを生かして先輩たちとの仲を深めていく考え。今年も個性豊かな持参品があった中、全体ではぬいぐるみや置物が人気だった。