オリックス山下舜平大 由伸のようにタイトル総なめ狙う 「自分も一番にこだわってやっていきたい」
オリックス・山下舜平大投手(21)が10日、昨年まで同僚だったドジャース・山本のようなタイトル総なめに挑戦する覚悟を示した。
3年連続の沢村賞、投手4冠など圧倒的な成績を残した山本の姿に刺激を受ける山下。「タイトルを全部獲るということは全てにおいての一番。自分も一番にこだわってやっていきたい」。球界トップの先発投手に君臨したいと理想を掲げる。
投手4冠の条件は最優秀防御率、最高勝率、最多勝利、最多奪三振。「難しいですけどね」と爽やかに笑った山下だが、山本由伸の姿を近くで見てきた。「やっている人はいるので、可能性はあるかな」と目を輝かせた、
今季は難攻不落の投球を演じていく。「1点もやらないつもりで投げていますし、1点OKという考えはないので」。タイトルで特に狙いたいのは最優秀防御率。昨年は9勝3敗、防御率1・61と3連覇に貢献した若きエースが、常に高い次元を見据え、己の技量を高めていく。