ロッテのドラ2大谷輝龍 大谷翔平に「勝つくらいの勢いでメジャーに行ってやりたい」
ロッテのドラフト2位・大谷輝龍投手=富山GRNサンダーバーズ=(23)が11日、ロッテ浦和球場で新人合同自主トレの2日目に臨み、米大リーグ・ドジャースに移籍した同姓の大谷翔平投手を追い越すことを志した。
「本当にすごい方だと思う。目標にはしているので、将来近づけたら」と、大谷翔平は今は雲の上の存在だ。それでも、「二刀流はできないけど、ピッチャーの成績は近づけたい。勝つくらいの勢いでメジャーに行ってやりたい」と、プロになったからには憧れを越える。
日々の練習で意識するのは体の軸だと話す。キャッチボールでの投球時には体の前でグラブを固定し、約30メートルの距離のキャッチボールでも、ケンケンで2、3歩進み体のバランスを取る。昨シーズンの開始時に取り入れたトレーニングだといい、始めてから球速が154キロから現在の最速159キロまで、1年間で5キロもアップ。「体のバランスだったり軸が良くなって、自分のフォームに徐々に近づいている。(最速)159キロまできたので、160キロは出したい」と話した。
今季に向けては「けがなくやっていくことが一番。その結果、数字だったり、新人王だったり、結果としてついてきてくれることがベスト」。まずは「新人王」を成し遂げ、“本家・大谷越え”を実現させる。