立大時代に指名漏れの日本生命・山田健太 ドラフト解禁イヤーに「僕も早くその舞台でやりたい」球友の阪神・森下の背中追う

 ドラフト解禁年を迎えた日本生命・山田健太内野手(23)、石伊雄太捕手(23)が11日、大阪府貝塚市内にある同社グラウンドで練習を行い、今秋ドラフトでのプロ入りを誓った。

 山田は立大時代の2022年にプロ志望届けを提出するも指名漏れ。もう一度、夢に挑戦するべく社会人野球への道に進んだ。1年目は主に二塁を守り、都市対抗、日本選手権の2大大会を経験。「たくさん経験をさせていただいて自信になった部分もあった」と手応えを口にした。

 大学4年時には阪神・森下とともに日本代表でプレー。現在も連絡を取り合う仲であり、リーグ優勝、日本一に貢献した球友の姿に刺激を受けた。「僕も早くその舞台でやりたいなという気持ちが大きくなっている。本当に今年で野球が終わるというくらいの覚悟でこの1年やろうかなと思います」と悲壮な決意を口にした。

 石伊も山田と同様に近大工時代に指名漏れ。「今年が一番勝負になってくる」とプロ入りを見据える。三重県尾鷲市出身で昨年のWBC日本代表にも選ばれた阪神・湯浅は尾鷲少年野球団、尾鷲中の1つ上の先輩。「あっくん」と慕い、オフには共に体を動かすほどの仲だという。

 「WBCとか見ていたらすごいなと思った。今年は(プロ入りの)チャンスなので頑張りたい」。“あっくん”と同じステージに立つべく、腕を磨いていく。

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