楽天ドラ1古謝が初ブルペン「理想とする球投げられた」 プロ特有の硬いマウンドに「適応できる体作りしたい」
楽天のドラフト1位・古謝樹投手(22)=桐蔭横浜大=が11日、新人合同自主トレ2日目で初ブルペン入り。捕手を立たせ17球を投じ「自分の理想とする球も投げられたのでよかった」と納得の表情を浮かべた。
左腕がブルペンに入ると、報道陣の視線を一身に集めた。「5割くらいの力感でフォーム、球筋の確認をしました」。古謝にとってはまだまだ調整段階だが、乾いたミットの捕球音が室内練習場に響き渡った。
課題もすぐに感じている。大学時代、横浜スタジアムで行われた最後の公式戦で打ち込まれるなど、硬いマウンドへの対応が鍵となっていた。古謝はプロのブルペンに「硬いなっていうのはあった」と率直な感想を語り「(慣れるのに)少し時間がかかりそうなので、下半身の柔軟性であったりマウンドに適応できる体作りをしたい」と語った。
左腕の投球を見つめた永井1軍投手コーチは「バランスを考えながらやっていたと思う。マウンドの硬さに慣れない部分はあると思うので、ゆっくりやってほしい」と助言。「ケガなくできたら、恐らく1軍キャンプスタートになると思うので、しっかり準備をしてほしい」と期待を寄せた。