日本ハムが球団史上最多の外国人8人体制に バーヘイゲン獲得を発表 新庄監督「本当にうれしい」

 日本ハムは12日、前大リーグ・カージナルスのドリュー・バーヘイゲン投手(33)と契約合意に達した発表した。単年契約で年俸3・5億円プラス出来高払い(金額は推定)で、2021年以来の復帰となる。バーヘイゲンは198センチ、104キロの大型右腕。バンダービルト大から2012年6月のドラフトでタイガースから4巡目で指名された。

 球団を通じて「2020年と2021年シーズンに北海道日本ハムファイターズでプレーをしてから、自分のキャリアの中でいつかはまたファイターズに戻ってプレーをしたいという強い思いがありました。私に再度のオファーをしてくださったファイターズに心より感謝していますし、幸せに思います。チームメートに会うこと、エスコンフィールドHOKKAIDOという素晴らしい球場でプレーできることを楽しみにしています。今シーズン、チームの勝利に貢献できるよう、自分のできる限りの力を発揮し、精いっぱいプレーしていきます」とコメントした。

 新庄剛志監督は「メジャーからのオファーを断って、バーヘイゲンがファイターズに戻ってきてくれるとは夢にも思っていなかった。僕は前回一緒にやっていないけど、素晴らしい投手だとはみんなから聞いていたので本当にうれしい!彼がどんな選手か、いまさら説明する必要もないかな。去年はメジャーで60試合投げて成績がずっと安定しているからね。もちろん、ローテに入って活躍してほしい。何より『もう一度ファイターズの一員になって北海道の大歓声の中で投げたい』という心意気がうれしいよね。うちの先発投手陣、どうなるんだろう?ハイレベルな争いが本当に楽しみだね!」とコメントした。

 日本ハムは今オフ、すでに159キロ右腕マーフィー、162キロ右腕ザバラ、育成で“”台湾の至宝”孫易磊、俊足好打の外野手・スティーブンソン、メジャー通算108本塁打のレイエスを獲得。昨季から残留した外野手のマルティネス、投手のロドリゲスにこの日獲得を発表したバーヘイゲンを合わせ、球団史上最多の外国人8人体制になった。

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