落合博満氏 阪神・近本は「大怪我をしないように避け方を考えるしかない」昨季リーグ最多12死球 岡田監督激怒の場面も

 落合博満氏
 9回、死球を受け痛がる近本=神宮(撮影・金田祐二)
 9回、死球を受けた近本を交代する岡田監督=神宮(撮影・金田祐二)
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 元中日監督の落合博満氏が12日、自身のYouTubeチャンネル「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。オレ流質問箱のコーナーで、阪神・近本光司外野手の死球禍について解説した。

 昨季、近本はリーグ最多となる12死球を受けた。7月2日の巨人戦では高梨の投球を右脇腹付近に受けて肋骨骨折の重傷を負い、戦線離脱を余儀なくされた。9月のヤクルト戦では再び右脇腹付近に死球を受けて途中交代。岡田監督が激怒する場面もあった。

 それだけに、視聴者からの「近本選手のデッドボールのよけ方について、落合さんはどう思われますか?」という質問に、落合氏は「これはね、近本の打ち方にもよるんですよ。打席の立ち位置にもよるんでしょうけど、どっちかと言えば踏み込んできて打つタイプのバッターなので、インサイドって言うのはなかなか避けきれないんだろうと思います」と分析した。

 その上で「防ぎ方っていうのはなかなか見つかりません。当たっても極力、大怪我のないような当たり方っていうのを考えるしかないんだろうと思います」。その理由として「これが避けれるようにと考えて体を開いて打つとかっていうふうになると、バッティングを崩してしまうので」と解説した落合氏。「だからインサイドの避け方っていうのは、避けきれないっていうふうな表現の仕方をした方がいいんだろうと思います」と語った。

 「彼の打ち方でね、避けては通れない部分っていうのはあると思うんで。ある程度のデッドボールは覚悟の上で打席に立っているんじゃないかなっていう風に思います」と落合氏は結論づけていた。

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