巨人 復帰のウレーニャが入団会見 吉村編成本部長が獲得した理由について言及
楽天を戦力外となり巨人に育成契約で復帰したエスタミー・ウレーニャ内野手が13日、川崎市のジャイアンツ球場で入団会見を行った。同席した吉村禎章編成本部長は獲得した理由について言及した。
「(巨人に)戻ってこられてすごく良かったです。これからも自分でベストを尽くして頑張りたい」。ウレーニャは言葉に強い決意を込めた。20年から3年間、楽天で1年間の計4年間のNPB経験がある。吉村編成本部長は「日本の野球を随分経験してますし。まだまだ私たちは彼のポテンシャルからすれば魅力はある」と期待した。
内野はもちろん外野もこなせるユーティリティープレーヤーであることも大きな強みだ。阿部新監督の現時点での構想では外野のレギュラーは白紙。「チーム内の競争も必要だと思う。その中で(ウレーニャは)いろんなポジションを守れるんで、どこにでも私はチャンスはあると思う」と吉村編成本部長。“新助っ人”を新加入させることでチーム内の競争を激化させる狙いもある。
新指揮官から「覚悟を持ってキャンプに入りましょう」とゲキを飛ばされたウレーニャ。異例の形で巨人軍に復帰した男が、まずは支配下登録を目指す。