今季からサードコンバートの浅村「新たに挑戦っていう気持ち」2000安打まで残り155本も「勝つことが大事」

 打ち込む浅村
 ノックを受ける浅村
 昇天ポーズを決める杉本(左)と浅村
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 楽天・浅村栄斗内野手が13日、沖縄県内で行っている自主トレを公開。今季からサードのポジションを守ることを明かし、「新たに挑戦という気持ちでやろうと今は思っている」と決意を口にした。

 昨シーズン終了後、今江新監督から「よりバッティングに集中してもらいたい」とサード転向の打診を受けた。昨年は太ももの肉離れもあり、ベストコンディションを作れなかったことも考慮されての判断となった。

 浅村はプロ入り後、サードを守ったのは計45試合。最後についたのは西武時代の14年だ。「数えるほどしか守っていないので、今は正直不安の方が強い」と率直な思いを明かしたが「なるべく数多く打球を受けて、試合に入って慣れていければ」とこの自主トレと2月のキャンプで徹底的に数をこなし、慣れていく考えだ。

 現役時代にサードを守った今江監督や、渡辺直人ヘッドコーチら身近に教材も多く「いろいろ聞きながら挑戦ですよね」と積極的にアクションを起こす。また、ポジション変更に伴い、グラブも試行錯誤中。現在はオリックス・宗が使用するモデルを使い、感覚を確かめている。

 体力的な負担を減らし、期待されるのが打撃成績の向上。さらに残り155本に迫った通算2000本安打達成も視野に入れる主砲。「なによりチームが勝つことが大事なので、自分のことは一日一日積み重ねてやっていきたい」と語った。

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