ソフトバンクOB FA巡る騒動「巨大戦力でプロテクトするの大変」想定では「和田、基本獲らない」
野球解説者の高橋慶彦氏が13日、自身のYouTubeチャンネル「よしひこチャンネル」を更新。ソフトバンクOBの池田親興氏と対談した。
ソフトバンクでは11日に国内FA権を行使してソフトバンクに移籍した山川穂高内野手の人的補償として、甲斐野央投手を獲得。一時は和田毅投手が獲得候補として挙がるなど、騒動となった。
この動画の収録は4日で、まだ結果は出てなかったが、ふたりの対談でも人的補償が話題に。池田氏は和田の名前を挙げ、「プロテクトしてるかもしれないですけど、43歳で今回2億円の給料になった。外したとして獲りますか?基本獲らないですよね。プロテクト外して、手を出さない選手も何人かいるはず」と、プロテクト外の可能性も予想していた。
和田を含め、選手層が厚いチームに触れ、「28人を選ぶ、これは巨大戦力ですからプロテクトするの大変ですよ。去年、藤本監督も頭痛いって言ってました」とフロントの苦悩にも言及。昨年、近藤の人的補償で田中正義が日本ハムで活躍したことに、「それで田中正義が活躍しますから。これはホークスが痛手じゃなく、あそこに行ったから球界としては良かった」とうなずいた。
高橋氏は「そんな選手、なんで出したんだ、と思うけど違うよね。日本ハム行ったからああいう成績残した」と同調していた。
動画では騒動につながる根本的な原因や、プロテクトの意義についても語っている。