オリックス・内藤 被災者に「元気与える」 昨年末に輪島市の母校訪問も「大変なことに」

 日本航空石川出身のオリックス・内藤鵬内野手(19)が14日、能登半島地震の被災者に本塁打など自身の活躍で勇気を与えると決意した。

 「僕が活躍することで元気を与えられれば。ホームランなどで活躍して、ニュースとかで頑張ってるなと見てもらえると思うので」

 同校は被害の大きかった輪島市にある。昨年12月末に訪問した時に災害を予測できるはずがなかった。大地震の報道後、「大変なことになっている」と、すぐに現地を訪れようと思ったという。

 大規模火災が発生した朝市通りでは、高校時代に店の人から海鮮を無料でおすそわけしてもらった思い出がある。お世話になった石川の人に恩返ししたい。

 昨春キャンプでは、高卒1年目ながらA班の練習試合で中軸を任された有望株。「もちろん1軍で活躍するのが第一なので。サードでやりたい気持ちは強い」。被災地に明るいニュースを届けるため、キャンプから猛アピールする。

 ◆内藤 鵬(ないとう・ほう)2004年10月5日生まれ、19歳。愛知県出身。180センチ、100キロ。右投げ右打ち。内野手。日本航空石川から22年度ドラフト2位でオリックス入団。高校通算53本塁打を記録し、昨季は春季キャンプA班で練習試合に出場するなど期待されていたが、5月に「左膝鏡視下外側半月板縫合術」を受けた。現在は完治し、開幕1軍を目指している。

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