日本ハム・田中正 新球スイーパーに手応え 今季も守護神の座確保へ「そこを任されるボールを」
日本ハムの田中正義投手(29)が14日、千葉県鎌ケ谷市の球団施設で自主トレし、ブルペンで新球スイーパーを披露した。「でかいスライダーみたいなもの。いい感じなんで」と手応えを口にした。
スイーパーは落差が少なく大きく横に変化するボールで、ドジャース・大谷も投じるなどMLBで主流となっている。田中正は「速くて大きく曲がる変化球がいいに決まっているので」と話し、140キロ台で投じることが目標だ。
昨季は守護神に定着。最速157キロの直球とフォークで抑えてきた。このオフはフォークに磨きをかけるほか、スイーパーにもチャレンジ。「カウント球と決め球でやっていけたら」と言う。今季も守護神の座へ「そこを任されるボールを投げていきたい」と笑顔を見せた。