野球解説者の高橋慶彦氏が１６日、自身のＹｏｕＴｕｂｅチャンネル「よしひこチャンネル」を更新。巨人ＯＢの緒方耕一氏がゲスト出演し、天才と称された熊本工の後輩から毎回あいさつを受けたことで「なんでお前のところに」と言われていたことを明かした。

　その後輩とは広島で天才と称され、２０００安打を達成した前田智徳氏。３歳差で入れ替わりだったが、ともに熊本工出身で「彼はもう中学時代から有望株で。僕が熊工を卒業する時に、まだ彼は中３でしたけど、当時の監督が僕に『前田だ』って紹介してましたもん。『これは良くなると思うから、覚えておいてくれ』って」と語った。

　「プロに入って１軍に上がって、同じフィールドで試合をするときに、必ずあいさつ来るんですよ。でもああいう性格だから他の人には行かないわけですよ。そしたらジャイアンツの他の先輩が『何でお前のところに来て俺んとこに来ないんじゃ』みたいな話になるわけじゃないですか」と緒方氏。「彼は本当に僕にはあいさつきてくれて…すみませんでした」と“謝罪”する形になった。

　高橋氏も「天才だからな。熊本は天才多いよ」と大爆笑。ただ緒方氏は「やっぱり引退して、テレビでしゃべるようになって、すごく丸くなったって言ってます」と後輩をフォローすることも忘れなかった。他にも動画ではスイッチに転向したエピソードなども明かしていた。