日本ハム・新庄監督が春秋交流戦プラン 今季日程決定済みで会議では発言せず→報道陣にぶち上げ
今年も改革プランを携えての登場だった。日本ハム・新庄剛志監督(51)は16日、12球団監督会議に出席。会議では提案しなかったものの報道陣に私案をぶち上げた。
「交流戦を前半後半で分けてほしい。(試合数も)増やしてほしい」-。
新庄案は交流戦を春、秋に開催しホーム、ビジターの36試合制にするというもの。発言しなかった理由を「今年のスケジュールは決まっているし」「意見言ったって、今年ダメだったらもう(監督として)終わりだし」などと列挙。そして「来年はがっつりいく。1時間半くらい話しますよ」と予告した。
発言の裏には常にプロ野球活性化への思いがある。「下位にいるチームは盛り上がる」、「新しい相手チームの選手を見てファンが増えたら、またプロ野球人気が出る」とメリットを明かした。
昨年は日米の優勝球団による世界一決定戦も提案。これについては「俺がコミッショナーになったら言おうかな」とニヤリ。「夢はでっかく。『新庄コミッショナー、ダメです』ってなる。ダメなものを良くして、楽しくする。非常識を常識に変えるんだ」。いずれは球界のトップに。野望を膨らませていた。