中日ドラ1草加が右肘靱帯損傷 全治未定、長期離脱濃厚

 中日は16日、ドラフト1位の草加勝投手(22)=亜大=が15日に名古屋市内の病院で利き腕の「右肘内側側副靱帯(じんたい)損傷」と診断されたと発表した。全治は未定だが、草加は医師やトレーナーらと相談して手術ではなく、保存療法を選択。今後は「PRP(多血小板血漿)注射」などの治療法で回復に努めていく。

 草加は15日にナゴヤ球場で行われた新人合同自主トレ序盤のキャッチボール中に違和感を訴え、早めに切り上げていた。16日は一部別メニューで参加。練習後に取材に応じ「(けがの)程度は分からない」と話した。

 立浪監督は「仕方ない。入ったばかりで本人が一番残念な思いをしていると思う。早く復帰できるようにやってほしい」と話した。沖縄に連れていくかどうかも含めて「最善の策を取りながら決めていきます」と続けたが、2年連続最下位からの浮上を目指すシーズンを前に、ドラ1右腕の長期離脱が濃厚となった。

 ◆草加 勝(くさか・しょう)2001年11月21日生まれ、22歳。岡山県出身。182センチ、75キロ。右投げ右打ち。投手。藤野小1年から野球を始め、創志学園では2年夏に甲子園出場。亜大では3年秋に防御率0・29で最優秀防御率賞と敢闘賞、4年春はベストナインと最優秀投手賞を獲得。50メートル走5秒8、遠投115メートル。23年度ドラフト1位で中日へ。

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