日本ハム 清宮が同期村上超え誓う「同じプロ野球にいる以上は負けられない」8種類のバットで打撃向上手応え
日本ハムの清宮孝太郎内野手(24)が17日、鎌ケ谷スタジアムで行っている自主トレを公開。同期のヤクルト・村上超えを宣言した。「同じプロ野球にいる以上は負けていられないので、今年は村上以上に打つつもりで、もちろんやっています」と力強く誓った。
自主トレには重さ、長さ、バランスなど仕様の異なる8本のバットを準備。使い分けながら打撃練習した。このオフに渡米。「ドライブライン・ベースボール」で動作解析を行い、打撃フォームを分析。体より手が先に出てしまう悪癖を指摘された。トレーニング用のバットも同社で入手したものだ。
「例えば短いバットだったら短い分、体を送り届けないとバットが届かない。だから体がもっと回るようになる。重いバットはバットが遅れて、体がムチみたいに使える感覚を養うみたいな。バットの力を利用してやりたい動きを出すみたいなっていう意図がありますね」と説明する。自分なりのスイングを掴む狙いがある。
その成果は「スムーズにバットが出てくるというか。詰まったなとか思っても、意外と芯に当たってたとか、というところがありますかね」と肌で感じている。打力アップへ手応えはある。
今季の目標を40本塁打に設定。その上で誓う村上超え。「三冠王取っていてすごいですけど、高い壁ではありますけど、本当に今年、僕のホームラン数が増えたら、また世界もガラッと変わると思うので」。すっかり差をつけられた同期に追いつけ追い越せだ。