ヤクルト・村上 三冠王リベンジで覇権奪還だ 下半身連動で打球速度アップ「先頭に立って頑張りたい」

 ヤクルトの村上宗隆内野手(23)が17日、宮崎県日向市内で自主トレを公開。覇権奪還のため、自らに課した大きな責務がある。「三冠王をもう一度取りたい。三冠王を取れば必ずチームも勝って優勝できると思うので、チームの先頭に立って頑張りたい」。昨年の悔しさを晴らす戦いは、もう始まっている。

 合言葉は「REVENGE IN HYUGA」だ。チーム青木のメンバーでそろって着用した帽子に、強い思いを刺繍(しゅう)した。村上がこだわりを持ってデザインしたもので、「(21年1月)日向に来た時に、コロナ感染で2日くらいしか練習ができなかったのでそのリベンジと、去年5位だったので、今年は優勝&日本一になりたいというリベンジをかけた」と説明した。

 昨年10月から栄養士と契約。海藻類などを意識的に摂取する食育にも取り組み、打撃練習前にはメディシンボールを使用。「投手だったらドライブラインじゃないですけど、ちょっと重いボールを投げてやるみたいな感覚でやっています」と応用させることで、下半身からの連動で打球速度アップを狙った。

 メジャー挑戦への夢を抱き、日本でさらなる進化を目指す令和の三冠王。リベンジを果たした先を見る。

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