DeNA・ドラ1度会 村神様モデルバットで驚がく150メートル弾 「会心でした」
DeNAのドラフト1位・度会隆輝外野手(21)=ENEOS=が17日、神奈川・横須賀市内で新人合同自主トレ第2クール最終日を迎え、フリー打撃で驚がくの“150メートル弾”を披露した。ヤクルト・村上モデルのバットを携えフルスイング。スラッガーとしての片鱗を見せつけた。
「会心でした」。度会は屈託ない笑みを浮かべた。30スイング中10本の柵越えを見舞ったが、うち1発は右翼ネットを軽々と越え隣接する横須賀スタジアムの防球ネット中段に直撃。関係者は「150メートルは飛んでいるのでは。新人でここまで飛ばしたのは見たことがない」と息をのんだ。
相棒のバットは社会人時代から愛用し、長さ85センチ、重さ900グラム。元ヤクルトの父・博文さん(51)を通じて手に入れた村上のバットの使い心地が気に入り、モデルを取り入れた。「村上さんのように安打も打ちながらホームランも打てるようなバッターになりたい」とアーチへの強いこだわりを見せていた。