谷繁元信氏の配球で野球観が激変した大エース 伝説の守護神は「あまり組み立て関係なかった」

 殿堂入りを果たした谷繁元信氏(左)と黒田博樹氏(撮影・佐藤厚)
 野球殿堂入りが決まった(左から)谷繁元信氏、黒田博樹氏、谷村友一氏のご息女・松村和佳子氏、ご令孫の米井林太郎氏(撮影・佐藤厚)
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 横浜(現DeNA)、中日でNPB歴代最多の3021試合に出場した谷繁元信氏が18日、野球殿堂入りを果たした。谷繁氏はしつこいリード、打者の裏をかく配球に定評があった。

 元中日エースの川上憲伸氏は「僕の野球観を変えたのは谷繁さん。それまでは自分の力で、ある程度勝てる自信みたいなのがあったんですけど、谷繁さんと組むようになってからは、初めて開けられる引き出しみたいなのがたくさんあって、力で抑えた部分より、頭で抑えたという割合が増えましたね。同じ球種を続ける意味や狙いであったり、勝つための道というものを学ばせてもらいました」と語っていた。

 一方、NPB歴代最多の407セーブを挙げた伝説の守護神・岩瀬仁紀氏については、谷繁氏が「マンちゃん(岩瀬氏のあだ名)に配球はあまり関係なかったかな。真っスラするストレートとスライダーだけで抑えられたもん。力もキレもあったし、俺の組み立てなんか関係なかったんじゃない?」と振り返っている。

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