谷繁元信氏 3021試合出場も「世界の野球選手にとっては大した数字じゃない」【殿堂入り一問一答】

 笑顔でスピーチを行う谷繁元信氏(代表撮影)
 野球殿堂入りが決まった谷繁元信氏(左)と黒田博樹氏(撮影・佐藤厚)
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 野球殿堂博物館の表彰委員会は18日、今年の野球殿堂入りのメンバーを発表し、競技者表彰のプレーヤー表彰として、広島や米大リーグで活躍し、日米通算203勝を記録した黒田博樹氏(48)と、プロ野球歴代最多の通算3021試合に出場した元中日監督の谷繁元信氏(53)を選出した。谷繁氏との一問一答は以下の通り。

  ◇  ◇

 -印象的な思い出。

 「(横浜で)弱いチームから徐々に強くなった仲間たちと日本一になった1998年は印象に残っている」

 -3021試合出場はプロ野球記録。

 「いろいろなことの積み重ねでたどり着いた。日本では歴代1位だが、世界の野球選手にとっては大した数字じゃないと思いながら最近は過ごしています」

 -体のケア。

 「常に、負けたくない。力の強い選手に負けたくないという思いがあった。自分には何が足りないか。考えながらトレーニング、練習をやってました」

 -捕手としてのこだわりは。

 「捕手の何が評価されるかと言えば、やっぱり勝つこと。いかに勝率を上げるかというのを最後はすごく意識していた」

 -現役最後の2年は、選手兼任監督を務めた。

 「難しい部分はかなりあったが、いいものを学ばせてもらった。きつかったが、いい2年間だった」

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