権藤博氏が谷繁氏の殿堂入り祝福 レギュラー守る「執念」と体の「柔らかさ」絶賛

 野球殿堂博物館の表彰委員会は18日、今年の野球殿堂入りのメンバーを発表し、競技者表彰のプレーヤー表彰として、広島や米大リーグで活躍し、日米通算203勝を記録した黒田博樹氏(48)と、プロ野球歴代最多の通算3021試合に出場した元中日監督の谷繁元信氏(53)を選出した。

 元横浜(現DeNA)監督の権藤博氏(85)が、ゲストスピーカーとして登場し、谷繁氏の殿堂入りを祝福した。当時の指揮官は正捕手の強い気持ちを絶賛。「彼を支えてきたのは何とかこのレギュラーをつかみ続けるという執念」とたたえた。

 キャッチャーは、本塁で走者に激突されることが多かった。吹っ飛ばされたとしても「柔道の受け身みたいな柔らかさ」で大きな衝撃を受けない、その体の柔軟性を褒めた。

 「53(歳)だそうですから。まだまだ(現役を)できそうな体してますけど」と変わらぬ強い体に目を細める。そして「これから野球界のために何らかの形で谷繁らしく貢献してもらいたい」と熱いエールを送った。

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