デーブ大久保氏「おとといも心筋梗塞になりかけた」巨人コーチ時代の激務を振り返る 田尾安志氏とYouTubeで対談
昨季まで巨人の1軍打撃チーフコーチを務めたデーブ大久保氏が19日に更新された田尾安志氏のYouTubeチャンネルに出演し、収録2日前にも心筋梗塞になりかけたと打ち明けた。
2021年に心筋梗塞を患っているデーブ氏。昨季、原辰徳監督からの「一緒にやろう」という誘いで、楽天を率いた2015年以来、8年振りにユニホームに袖を通した。
ただ1年間やってみて「楽しかったことは一つもない」。西武や楽天在籍時は「勝った瞬間は喜べた」というが、巨人では「1個勝っても明日負ければ一緒だよ、みたいに勝っても喜んでいる間がなかった」という。
「自分が完全にネガティブだった。勝って周囲が騒いでいると『おまえたち、明日あるんだぞ』と。そういうチームが巨人軍だと感じた」と勝利を義務づけられたチームの伝統をひしひしと感じたという。
寝覚めも「まったくよくなかった」と振り返り「その負担があったんでしょうね。また心筋梗塞になりかけて。おとといか。カテーテルをやったら大丈夫だった。そのくらい1年間大変だった」と明かした。
心筋梗塞を発症するきっかけは食事などいろいろなトリガーあるいうが「ストレスも大きな引き金になるみたい。(胸が)痛てえなと思ったら案の定だった」と激務を振り返った。