ヤクルト・清水 守護神奪取へ“心臓バクバク大作戦” 高地トレ後にシャドー投球

 ヤクルトの清水昇投手(27)が19日、栃木県宇都宮市内の清原球場で自主トレを公開。守護神奪取を誓い、今年から“心臓バクバク大作戦”を敢行した。「緊張した状態で走るのも良いのかな」。着目したのは心拍数だ。

 標高2500メートルと同じ低酸素状態で行う高地トレーニングを、知人を通して紹介された。最初は減量目的だったが、通い始めると「マウンドに立っている感覚に似ているな」と感じたという。その気づきから高地トレーニング後にシャドー投球を加えるなど、心も体も同じ環境を作り出した練習が実現した。

 「心拍数が上がった状態でどれだけ走れるか。どれだけ持続できるかが、中継ぎで大事かなと思うので」

 4年連続50試合登板と、八回の男として勝利の方程式を担い、厳しい場面を任される立場だ。日常から緊張感を取り入れ、さらなる高みを見据えた。「僕もずっと八回でいたら(誰かに)取られてしまう。1個上を目指したい」。目標でもある守護神へ、万全な準備で死角をなくす。

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