ヤクルト・丸山和が新打撃フォームで定位置奪取誓う 青木からは「いいね」のお墨付きも

 ヤクルトの丸山和郁外野手(24)が、宮崎県日向市で行われた青木宣親外野手(42)との合同自主トレに参加。指摘されていた弱点克服へ。“青木監修”の新打撃フォームで定位置奪取を誓った。

 ポイントは右肘だ。バットを構える時に張らずに顔の横付近で構えることで、「体が引っ張られる」課題を矯正。「動かさない意識でやって、打つ時は腰で打つくらいの感じでやっています」と説明した。かねて青木から助言を受けていた課題に、本格的にオフから着手。ティー打撃前には腰を横に振る動作を行い、「(投手方向に腰を)ぶつけるイメージ」と意識漬けも入念に行っている。

 効果てきめんで、丸山和も充実さに笑みがにじんだ。「強い打球が飛ぶようになっている。上がる角度もいい」。また青木からも「いいね」とお墨付きももらえたといい、「まだ染みついてない感じがする。帰ってからが本当の練習」と自分のものにするまでの努力を続けていく。

 サンタナや塩見に加えて、実績十分の青木、盗塁王を4度獲得した西川も新たに仲間となり、外野の定位置争いがさらに熾烈(しれつ)となった。師匠・青木も「譲るつもりはない」と言葉にしている中で、丸山和は「それでも(青木は)教えてくれるんですよ」と感謝の思いを明かす。

 そして「負けてはいけないと思う。本当に自分たちが頑張って活躍しないとなと思います」と続け、脅かす存在になることで恩返しを誓った。

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