NPBに新規2球団が参入、「球界のプリンス」が掲げる底辺拡大への理想とは 「変えていかないといけない」
元南海、阪神で活躍した野球評論家の江本孟紀氏が1日、自身のYouTubeチャンネルを更新。元横浜監督で「球界のプリンス」と呼ばれた山下大輔氏をゲストに迎えた。
今季からNPBの2軍公式戦に参加する新球団ハヤテ223(ふじさん)のGMを務める山下氏。自身も独立リーグの四国ILp高知で総監督を務める江本氏は「(ハヤテと独立リーグ、BCリーグ新潟の)2球団が今度NPBに入るのはとてもいいこと」と言及。2人は「全国の独立リーグがNPB傘下に入るのが一番いい」「(現在の交流戦だけでは)もったいない」と、底辺拡大へ意見が一致した。
また、江本氏は、理想の実現には「経営主体が確立されていないこと」が課題とし、「NPB内のオーナーの理解がないと(難しい)」とも。山下氏は「新しく入ってきた選手たちがどういうモチベーションで上を目指すか。今は上に取ってもらう活躍をしないとということだけ。そのチームがどんどん強くなって、ということではない」と指摘。「変えていかないとならないところも多い」と話していた。