巨人の阿部慎之助監督（４４）が２０日、母校でもある中大・茗荷谷キャンパスで行われた「読売ジャイアンツ監督就任を祝う会」に出席した。ＯＢ、ＯＧら１９２人が参加して盛大に激励。新指揮官は「感謝の一言。もうひと重責、増したね」と恐縮しきりだった。

　この日までに野手の補強第１弾として、メジャー通算１７８本塁打のルーグネッド・オドーア内野手（２９＝前パドレス）と、基本合意に達したことが判明。レンジャーズ時代には、シーズン３０本塁打以上を３回記録するなど、２年目から８年連続で２桁本塁打を放った大砲だ。

　阿部監督は加入後の起用について「基本は外野」と説明。「狂犬」の異名を持つファイターで、ハッスルプレーでチームを鼓舞するスタイルだが、映像での印象について「まず一生懸命にやっている。すごく器用な…外野もこなすし、セカンドもサードもやる。野球脳がありそうな選手ですね」とほれ込んだ。