ロッテ・藤原 吉田正尚に2年連続弟子入り 体重5キロ増で開幕スタメン、2桁本塁打目指す
ロッテの藤原恭大外野手(23)が20日、沖縄県島尻郡で行っている自主トレを公開した。2年連続で米大リーグ・レッドソックスの吉田正尚外野手に“弟子入り”し「自分のバッティングフォームというよりかは引き出しというか、1年間の戦い方を教えてもらった」と話した。
昨季は103試合に出場し、3本塁打、21打点、打率・238。プロ最多出場数となったが「納得いく部分はない。特に、後半は失速した」と課題も痛感。シーズンを戦いきるためのアドバイスとして「悪い時にしっかり自分で治せるようにと、メディシンボールとかで、バットを振るというよりかはトレーニングでバットを振る量を補っている。バットを振るだけではなく、トレーニングでバッティングの修正もできるからそういう風にやってもいいんじゃないかな」と“師匠”の教えを得た。
自身では体重増加に取り組む。打撃力向上のためだといい、80キロだった体重は85キロまで増加。「1年間しっかり戦える、そういうところを目指して。打球も強くなりましたし、音がやっぱり違うので力強くなっていると思います」と手応えを得ている。
来季は、外野手争いがさらに厳しくなる。「いっぱいいい選手がいるので、その中で負けないようにキャンプからアピールして、開幕スタメン目指してやっていけたら」と、「2桁本塁打」を目標に置いた。