野球評論家の中村武志氏が２０日、自身のユーチューブを更新し、古巣中日が球団史上初の２年連続最下位に沈んだ理由について私見を述べた。

　中村氏は「阿部と京田。いっぺんにレギュラー２人を出したことで、ゲームの勝ち負けになると、やっぱりなかなか勝てないのかな」と２０２２年オフにトレードで移籍した阿部寿樹内野手と京田陽太内野手の穴が大きいと分析した。

　続けて「主力選手が抜けると、ゲームの中での打った、投げたではなくて、マウンドに集まった時のアドバイスとか、選手ロッカーでの会話がまずなくなる。勝つ、負けるの中で経験がないので」と語り、ピンチの際にマウンドで助言し、チームを引っ張れる内野手の出現、台頭を待ち望んでいた。